肩こりの治療
肩こりは、病名ではなく、症状名であり、例え症状がどんなにつらくても、病院では真剣に扱ってもらえない場合が多い(もともと、真剣に扱っていただけても、ビタミン剤や湿布等、根本的な治療法とならないことが多い)。はりがちょっぴり怖いと言う方はコリが溜まって我慢できなくなった都度、マッサージ院へ通い、こりを解いてもらいながら、何とか仕事の日常をこなしていますが、年月が経って、症状が重くなるとマッサージだけではつらい症状が改善できにくくなります。大体この段階で、皆様は勇気を出して、鍼治療に訪ねて来ます。
私は鍼灸を従事していますが、学術な面では可能な限り中立的に書きたいと思っています。頑固な肩こりはやはり中国式な電気鍼をされた上で(電気針をしながら、心地よく温めてくれる遠赤外線治療器もかけます)、中国式マッサージである推拿を施した方が、「かゆいところに手が届く」ような効果が得られると思いますので、肩を凝っている皆様、鍼を怖がらないで、是非一度勇気を出して治療にいらしてください。想像だけでは鍼治療は怖いと思いがちですが、実際に受けてみるとほとんど痛みは感じませんので、ですから、私のところでは三ヶ月の赤ちゃんでも、泣かずに鍼治療を順調に受けていますよ。