畑違い?

ユーモア感たっぷりの70代中央大OBが最近当院に通院しています。私はその方の通院当時から、当院にたどりついた時の息状況から、呼吸系か循環器系の問題が隠されていると直感しましたから、それらの科への受診を勧めました。すると、その方は最初、市立病院の内科で5年間も通っているし、一度も呼吸や循環器の問題を指摘されたこともないから、大丈夫でしょうと私に言いました。当院への通院を度重ねたうちに、私はやはり自分の判断を信じ、勧め続けた。すると、今度は、その患者さんは自分の内科担当医に、呼吸科か循環器かの受診希望を話した。すると、担当医から、誰からそれらの受診必要を言われたのですかと聞かれ、OBは鍼灸院の孫先生からと回答した。それを聞いて、担当医は「畑違いだね」と悪気はなく、半分冗談風に言ったそうだ。

OBからストーリを聞かされた私は、「検査結果出るのを待って、それを担当医の先生に持って行き、先生が何を言ったかを私に教えてください」と言いました。

検査結果は出ました:肺気腫。

担当医からのコメントはまだ聞いていません。