孫栄金鍼灸治療院による鬱(うつ)など精神系疾患の治療
ゆとりの持ってない今の日本社会に生きてる我々にとって、鬱やその他の「心の病」はもう珍しい病気ではなくなった。当院では、日常的に鬱やその他の精神系疾患の患者さんが訪ねています。それら皆さんは大体、ご来院する前に、病院での治療を受けていて、種類多くのお薬を服用しています。そこで、当院は基本的に、まずは鍼灸及び心のケアで、患者さんのストレスや悩みを和らげ、お薬のような化学物質によらない手段で、患者さんの沈んだ中枢神経系を賦活し、高ぶったそれをやさしくクールダウンします(勿論、このことは言うのが簡単ですが、実際には体質と病状への高度な分析及びその分析に基づいた正確なツボ選びや熟練的な鍼灸の施術法が必要です)。一旦患者さんの状況が少しでも緩和されたら、患者さんに「お医者さんとご相談の上、なるべくお薬の種類や量を減らすように」とアドバイスします。言うまでもなく、お医者さんは患者さんの為に最善であると信じて、いろんな種類のお薬を出してくれたのでしょうが、おくすり、特に中枢神経系に作用するお薬が、単品でも副作用が心配されますが、多種類同時に服用されると、その副作用は指数的に増幅し、誰も把握できなくなるほど、人体に悪影響を及ばします。ですから、いち早くお薬を減らすのが非常に重要です。当然、安全かつ有効的な治療手段のバックアップがなければ、お薬への依存状態からの脱出は難しいんでしょう。その「安全かつ有効的な治療手段」の一つは、私の長い鍼灸臨床の経験から言わせて頂くと、鍼灸である。